埼玉県南部で外国人と住民のトラブル深刻化
目次
外国人の権利保護の前に、日本人への人権侵害を解決せよ
外国人が集住する埼玉県南部、特に川口市、蕨市で、住民とのトラブルが深刻になっている。「共生」を唱える自治体は問題を放置し、警察はなかなか動かず、メディアは伝えない。生活上のゴミ出しの混乱、住民の抱く恐怖感に加え、外国人の乱暴な運転による生命の危険が発生している。
日本は日本人のものだ。そこに住む日本人が何の落ち度もないのに、外国人のために日本の中で困っている。そんなことが許されていいのか。外国人の人権は尊重されなければならないが、日本人の人権も守られなければならない。
このリポートはこうした外国人の声を聞いていないので、浅く、一面的であることは認める。しかしどのメディアも報道をほとんどしない。先駆けの警鐘の意味でこのリポートを書く。
5月2日現在、国会では不法滞在者への送還、罰則を強めた入管法改正が審議されている。外国人問題で、人権とか共生などの「キレイゴト」を語る前に、今の日本、そして埼玉南部で起こっている問題を解決してほしい。
実は、この問題で一回執筆をして5月1日に公開、英訳も掲載し、大きな反響を得た。主張が強かったので、事実を列挙するこの原稿に変える。(経緯説明文章)。前回記事は「ここ」からダウンロードできる。

地域住民の苦悩、トラブルの実情
埼玉県南部で何が起きているのか。何の落ち度もない、地域住民が不安を感じ、生活に迷惑を受けている。現地の30代の男性に話を聞いた。
「私はこれまで外国人に恐怖は感じませんでした。しかし、この1-2年、クルド人と自動車の問題でトラブルを体験しています。若いクルド人が、改造車を乗り回しています。危険運転や深夜の走行による騒音がひどいです。私が車で移動していたところ、中東系の運転手による危ない追い越しや煽り運転をされたことがあります」
「私は知人が2回、問題に巻き込まれ、それに立ち会いました。一回目は知人の家にクルド人の運転する車が突っ込みました。警察を呼ぶと、あちらも人を20人ほど集め、大声で、わからない言葉で、早口で喚くのです。もう一つは無保険車の接触事故で、この時も相手に非があるのに、15人ほど集まりました。そうして相手に抗議します。そうした中にグループの一人と結婚した日本人女性がいて、その人の翻訳によると「差別だ」「なんで私たちが批判されるのだ」と繰り返すのです。それは雇用者が、渋々支払いました。」
「コンビニでの日本人若い女性へのクルド人のナンパ、声がけは以前から問題になっています。ジロジロと異国の人から見られるために、女性や子供が怖がっています」
蕨市に住む50代の女性も語った。
「個人的な感覚の上で治安や住環境が悪くなった印象があります。治安とは安全・安心の感情も含むでしょう。クルド人もネパール人も中国人もインド人も増え、何人とか、もうよくわからないです。この人たちと交流はほとんどなく、言葉も通じません。何しているかも知りません。街に愛着も一体感も感じなくなりました」
「深夜、大声を出す人がウロウロして怖いです。街が汚くなりました。どの国の人も、収集場所が違うところに捨てにきます。出してはいけない日にゴミを出し、ゴミ出しのルールは守りません。こうした状況はすでに7~8年続いています。蕨に住んで13年ですが最初はそんなことはありませんでした」
住民の不安と不満は当然であろう。なんとか、平穏な生活を、地域住民に取り戻したい。

危険運転でひき逃げ事故発生
実は日本に約2000人、トルコ系のクルド人がいて、ここに集住しているようだ。その中に素行の良くない人がいる。この1−2年で態度の悪い人が目立つようになった。自動車の危険運転問題では、昨年12月には川口市で日本人の68歳のひき逃げ死亡事故が起きて、クルド人の19歳の少年が逃走、出国しようとしたところを逮捕された。
彼らはトルコのパスポートで観光ビザで来日し、その最中にトルコで迫害を受けると主張し、日本政府に難民申請を繰り返す。1990年代からいて、2世なども生まれている。未就学、日本語が読めない子供達も出ている。
前回記事を執筆したところ、日本語、英語での記事なのに、トルコ人からTwitterで、50通以上の返事や感想が来た。ドイツとスウェーデンからも来た。現在トルコは、クルドの共産主義過激派のPKKのテロリストと戦闘状態にあり、欧州各国ではクルド移民による問題が発生している。「日本人よ、気をつけろ」という内容だった。
クルド人を差別、敵視するわけではない。しかしクルド問題は、無邪気な日本人が、安易に触ってはいけない複雑な問題であると思った。安易な受け入れは、中東の政治トラブルや社会混乱を日本に輸入し、友好国トルコとの関係を悪化させかねない。
東京新聞に望月衣塑子さんという記者がいる。いつもおかしなことに首を突っ込んで、表層的な記事を書き、笑われる人だ。彼女は4月25日にTwitterで、平日に国会周辺を現在審議中の入管法反対で練り歩くクルド人の子どもたちを同情して紹介し、「炎上」してそれを削除した。
平日に子供達を表に出して、政治運動させる。クルド人の親、支援者、そしてそれを支援する望月氏に、一般の日本人は異様さ、嫌悪感を抱き、批判した。当然だろう。こうした「お花畑」に住む日本人が、逆に問題を複雑にする。

無責任の連鎖、住民の苦しみは続く
外国人とのこうしたトラブルで、地方自治体は、埼玉県も、蕨市も、川口市も動かない。そもそも、県も市も、ネットで見る限り、居住実態、トラブル調査をしていない。情報がなければ政策は立てられないだろう。「共生」というキレイゴトがホームページに並ぶだけだ。その現実無視の無能さに唖然とする。
川口市では、ある市会議員が1人が、この問題を一生懸命取り上げ、調査や監視の取り組みを動かそうとしている。しかし政治的にマイナスになるためか、彼以外の政治家の動きは鈍い。この議員は気の毒に、TwitterやSNSで「意識の高い人たち」から「差別だ」と批判を受けている。政治的には、外国人問題は票にならず、人権活動家からの批判でマイナスになるので、問題にしづらいのだ。ちなみに蕨市は、埼玉県では唯一の共産党系市長だ。「やはり」という感想を抱いてしまう。
メディアは、埼玉県南部での外国人と地域住民とのトラブルの問題をほどんど取り上げない。検索すると「多文化共生」とキレイゴトの記事が見つかるだけだ。複雑な問題だから逃げている。
そして、どの民族集団にも、自治組織、代表団体はない。住民が抗議するところもない。問題を起こす外国人の企業や店に抗議しても、誰も出てこない。難民支援団体はこういう生活トラブルに介入せず、キレイゴトを言うだけだ。
このように、問題解決は難しくなっている。無責任の連鎖が起きている。
このままでは地域発展にマイナス、不法外国人の摘発を
この日本は、日本人のものだ。なんで、なにも悪いこともしていない日本人が、外国人に萎縮して、怖がり、生活を脅かされなければならないのか。
行政が警察と連携し、この地域の外国人の違法行為を徹底的に摘発し、それを広報し、行儀の悪い外国人を静かにさせるべきだ。
また日本は事実上、「特定技能制度」により2019年から移民を認めている。私も移民容認派だ。不法滞在者ではなく、正規のルートによる合法移民への変更、もしくは帰国を促すように、国と県が政策を進めるべきだ。これは川口市、蕨市だけではなくて、埼玉県と国も関わらなければならない。
行政、政治家、人権活動家は「共生」を語るが、何もしない。現に、この埼玉県南部での治安悪化に何もしていない。そして、大半の外国人が「共生」をやる意思がない。「共生」は不可能と、私は個人的に思う。しかし、どの方向に外国人対策を進める場合でも、前提として外国人の違法行為の摘発と治安改善が必要だ。それをしないで、外国人の権利を守れなどと騒ぐのはおかしい。
日本ではまだ少ないが、欧米では外国人と住民のトラブルで、地域からその国の人が逃亡してスラム化、都市の価値が下がってしまう例が数えきれないほどある。このまま問題を解決しないと、あと数年で、埼玉県南部は大変なことになる。そしてこれは他の地域や自治体でも反面教師として参考になるはずだ。
石井孝明
経済記者 with ENERGY運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com
11 件のコメント
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応援しております。不当な妨害に負けず頑張って下さい!
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応援しています。私にも何かできることは!
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安倍晋三の入管法緩和の影響です。。本当に外国には(いい顔)する自民党、○兆円の支援や
さらなる緩和で、永住権を与えるとか・・ 自民党は共産党以下の売国政党です。。
いかにも【右】てきな振る舞いも、朝鮮や統一教会、中国へのゴマすりなど、ひどいですね -
中国人、外国人の犯罪に辟易しています。
自民党では、頼りにならず参政党になり少なからず寄付等してどうにかならないものか国民の声を届けるようにしています。
杉並区では、ネパール人と中国人に乗っ取られるのでは?と危惧しています。 -
30年前にベルギーの首都ブリュッセルに住んでいました。隣接する地区が北アフリカ人が集住する地区になり多くのベルギー人が環境のいい場所に引っ越しました。北アフリカ人にとってむしろベルギー人が減って住みやすくなるのです。2世3世が生まれ一部は自分達は差別されている、不条理な世の中であると過激化しISISの温床地区となりました。似たような現象が埼玉で始まったのです。
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日本人(日本の国籍を持つ者)はもちろん、外国人(日本の国籍を持たない者)でも日本に滞在する者はすべて(滞在の理由如何に関わらず)日本の法律に従わなければならない。当然のことである。不法滞在者はすべて本国に強制送還するべきであろう。議論の余地はないはずだ。外交官特権と言えども日本の法律を守る義務がある。日本が法治国家であり、それ故に安心・安全が保証されるということを忘れてはならない。
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ただ、移民を入れなければ労働需給の問題は抜本的には解決しないので、先進国の中で日本だけが拒みつづける状況が、これ以上続けられるとまで考える人は誰もいないだろう。それと、世界標準の中では、むしろ日本の方が特異な状況にある事を認識するのも大事なような気がする。「日本という国」を「日本人のもの」と思ってしまえば、そうした視点が得れなくなるのではないか。
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もういい加減に、外国人の優遇政策をやめて頂きたいですね。
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日本の法律、文化、習慣を守れない方は何処のお国だろうが来ていただきたくないです。外国人優遇政策の前に、日本人が暮らしやすいように整えるのが第一だと思います。
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外国人優遇とかいう妄想は死んでから言ってくれ
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トルコ人クルド人は酷すぎる。信号無視は当たり前、ルールを守らずタバコ、酒ゴミを散らかし更につばを吐いたり、万引きをするは、この前はいろいろ薬あるよ。治安が悪化していく。人権とか言う前に現実を見てほしい。住民トラブルも多すぎる。何かと言うと差別とか言うが治安悪化ルール、犯罪を正当化するやつに日本に居てほしくない
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