改善しないクルド人問題-2024年初頭、繰り返す迷惑行為に謝罪なし

石井孝明
ジャーナリスト
(写真1)クルド人が毎年行う春の祭り。テロ組織PKKの旗(赤い星の旗)を堂々とたなびかせている(住民提供)

私は、トルコ国籍の在日クルド人による住民への迷惑行為を昨年夏から報道してきた。世の中に少し周知されるようになった。しかし埼玉県民の声を集めると、問題は改善していないという。このまま彼らが変わらなければ共生は不可能で、不法滞在者の強制送還などによって問題の拡大を防がなければならない。

クルド人の迷惑行為、再び増加

クルド人問題については、昨年6月に「一部外国人による犯罪取り締まりの強化を求める意見書」が川口市議会で決議され、埼玉県警などに提出された。その後から、埼玉県警のパトロールが増え、「少し改善した」「安心した」という川口市民の声があった。

ところが、24年になって何人もの埼玉県南部に住む人から、クルド人による違法行為、迷惑行為が再び増えている印象があるとの意見を聞いた。一時期静かになったが、クルド人は態度を改めず、迷惑行為を重ねている。次の証言がある。

▼クルド人がいらだっている。迷惑行為を日本人に指摘、監視されるようになったことを怒っているようだ。写真を撮ったり、ゴミ捨てを注意したり日本人に文句を言いトラブルを起こしている。

▼極右が2月18日に蕨でデモをした。それを攻撃するクルド人がこの映像で29秒のところから「日本人死ね」と喚いていた。これを助けに行く日本人、日本にいて日本人死ねと喚くクルド人は極右と同じように異常だ。

▼能登半島地震の直後、新年3日に、クルド人少年らがJR東北線蕨駅前でたむろをして、「緊急地震速報」を鳴らし、人々を驚かせるいたずらをした。

▼クルド人少年たちの昼夜を問わない徘徊(はいかい)、ショッピングモールでのたむろは2月になっても続いている。大人たちのコンビニ、駅前、公園のたむろは、冬の寒さと警察のパトロールのせいか減っている。

▼クルド人らしい中東の男が、越谷市、さいたま市などで飲酒、車で集まる、駅前でたむろするなどの行為が23年末から観察されている。川口市でパトロールが厳しくなったので、周辺地域に移動しているらしい。

▼クルド人らしい中東人が運転する「クルドカー」問題は続く。異様な過積載のトラックは減ったが、まだ散見される。さらにクルド人の乗用車の迷惑行為、暴走、危険、脇見運転は止まらない。埼玉県警の取り締まりは強化されたが、その消滅には至っていない。

▼上青木中央通り公園(たまご公園)のトイレが2月初めに破壊された。この付近に、クルド人の大人と少年グループによるたむろ、飲酒、ゴミ捨てが続いていた。あるクルドが、クルド人少年によるものと公開していた。(その処理の問題は後述)

(写真2)破壊されたトイレ(住民提供)

▼埼玉県警は、昨年から動きが良くなったが、昨年末から動きが再び悪くなり、クルド人について住民が報告すると、嫌がるような態度と応答をされたという川口市民からの報告が複数出ている。

▼クルド人の集住する川口市の青木地区で、2月9日夜に強盗事件が発生した。住民の話だと、外国人と日本人の集団が通行人を脅して金品を奪ったという。クルド人によるものかは不明だ。

それ以外に、川口では、2月に川に浮かぶ死体2体が発見されるなどの事件が発生した。事件性と身元は不明だ。埼玉県南部、川口市では、「治安状況は悪化している、少なくとも『体感治安』は悪化している。外国人の犯罪問題もあり、引っ越しを考えている」(住民)との声が出ていた。

統計で確認される犯罪の急増

また統計でも、治安の悪化は著しい。川口市は2月18日時点で、昨年11月末までの犯罪統計を発表している。これまで10年以上川口市での刑法犯の認知件数は減少してきた。(図1)しかし、昨年の犯罪認知件数は前年同期比で16.2%増の4091件と急増している。(図2)

(図1)近年の川口市での犯罪減少

さらに速報値では、年末の伸びが異常だ。
(図2)令和5年(2023年)の川口市での犯罪急増

埼玉県全体の増加もあるが、このうち、ある程度は外国人、クルド人が含まれるだろう。川口市民がいうように、自転車盗の急増が目立つ。

この中の一つは私の事件だ。私は川口在住のクルド人に脅迫されたが、不起訴となった。(「記者「殺す」と脅迫のクルド人、さいたま地検が不起訴に-「被害者」として思う」)このような犯罪を起こしたのに、法的責任を追及されない事件も数多くあるようだ。

また埼玉県警による外国人の検挙は増えている。最終発表はまだだが、23年は前年より明らかに増え、年末は前年同期比2.7倍になっている。

(図3)

「金さえ払えばいい」おかしなクルド人の意識

そして、クルド人たちの意識がおかしい。ここまで日本人が怒り、批判をされているのに態度を改めない。そして悪いことをしたという意識がないかのようだ。

前述のたまご公園のトイレの破損の問題でも、異様な行動をした。市の関係者によると、いきなり犯人のクルド人の関係者という弁護士が賠償を払いたいと連絡してきたという。金を払って解決するつもりらしい。その際に、特に謝罪はなかったという。

川口市の公園課は誰かに公園が破壊された場合は警察に必ず届けるが、日本人でも外国人でも、破壊をした人が現状復帰をすれば被害届を取り下げるという。これはおかしい。この事件では警察の捜査と、刑事罰を受けてほしい。

そしてSNSのXでクルド人と称する人間が、この問題で次のようなことを述べていた。

「家族は謝罪し、トイレの修理に15万円払いました。家族から請求書を貰えば、それをSNSで共有します」(写真3)

「この公園トイレの物損事案については、公園課に謝罪し、修繕費用は弁護士を通じて1月30日に振り込みをし、弁済も終わっています。精神疾患を抱えた少年の事案でもあり、弁済や謝罪を終えた本件についてSNSで拡散するのはご勘弁願います」(写真4)

(写真3)
(写真4)

日本人の手の入った文章のようだが、かなり発想が変だ。この人物が何者かもわからない。そして謝罪は誰が誰にしたのだろうか。また金を払ったので問題が解決したかのような書き振りだ。本当に精神疾患の人間が行なった犯罪かもわからない。仮に、精神疾患の子供がやった行為だとしても、公共トイレを勝手に破壊する危険なクルド人が日本人の住む街で、放置されて生活していることになる。

そもそも、このクルド人の発言も、事実かどうか怪しい。私はこの地区に住む日本人住民から、事件前に、クルド人の少年らしい集団が、酒盛りを公園でしていたとの証言を得ている。彼らが集団で酔っ払ってやった可能性もある。クルド人は頻繁に嘘をつく傾向がある。

SNSでこの人物のフォロワーは30件ほど。謝罪は広がらなかった。また「おかしい」と炎上はした。日本人に受け入れられるには、犯罪者が何らかの形で罰を受け、再発防止策を明確にすることが必要であろう。

このように、在日クルド人は、日本人の理解できない行動や発想をすることが多い。

強制送還を増やしてクルド人の数を減らし、管理を強化せよ

これが外国人・クルド人問題をめぐる埼玉県南部の現状だ。クルド人による迷惑行為は続き、住民の不安はそのままだ。状況は改善されていない。

一時期改善したとされる警察の動きが再び鈍くなっているかのような噂も気になる。クルド人によるパトロールも効果があるとは思えない。

行政は動かない。それどころか、埼玉県公園協会はクルド人のテロ組織PKKの旗がはためく祭りを今年も認めようとしている。行政の対応が、甘すぎる。

クルド人との共生は難しい。彼らは、自称難民、仮放免など不法滞在者が大半だ。強制送還を強化して、彼らの数を減らすことが、治安回復に必要だ。そしてこれは差別でも人権侵害でもない。不法滞在者は、日本にいてはならない。法と制度の建前はそうなっている。

埼玉県民、日本人のことを政府は考えてほしい。日本人のことを、日本政府は大切に思わないのだろうか。

石井孝明
経済記者 with ENERGY運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com

5 件のコメント

  1. スポンサー・ドリンク より:

    左翼が「あんたたち恥を知りなさい」と言っています。
    彼らがクルド人を煽っているのですよね。

  2. Rascoln より:

    Kurd nation that the West uses easily.. If you illegally introduce them into your country, they will breed and they try to prepare ammunition under the ground. They make such comments look “racist”. It is not racism to talk about historical reality.

  3. 三浦小太郎 より:

    クルド文化協会は「(レイシストは)精神病院に行け」といっただけだというけれども、私自身精神科を受診した経験のある人間からすると、これまた相当差別的な発言。私だって、運動の現場で間違った発言をしたことは多々ある。しかしそれは反省すべきだし公的な場での発言なら謝罪しなければならないこと。あんなふうに開き直られると共生どこではない・・・・

  4. 三浦小太郎 より:

    私(三浦)は本当に助けるべき難民は日本はもっと受け入れるべきだと思っているし、移民政策にも反対ではないです。しかし、だからこそ「偽装難民」「不法在留」に厳しくしなくては、本当に救うべき人たち(ウイグル人など)を救えなくなってしまうことを訴えたい。その意味で石井氏がクルド人問題を論ずるとき宗教論や「文明の衝突」論を常に避けていることには敬意を表します。これはあくまで「法律」と「社会秩序」の問題であり、それは難民救援と決して相反するものではない

  5. より:

    間違いなくクルド人との共生は難しいです。石井さんの活動は意味が大きいです。応援します

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