難民？在日クルド人の実像（2）原爆写真で日本人をからかう

フランスでの暴動を日本で起こさないために

引き続き、埼玉に集住するトルコ系クルド人の事情を知る人の証言を紹介する。彼らと接して思うのは、日本人への思いやりのなさだ。日本在住ではないようだが、原爆をめぐるからかいという、日本人には不快な嫌がらせをするクルド人がいた。証言者によれば、彼らの教育のなさを一因にするという。（全4回）
「（1）大使館乱闘を仕掛けた疑い」
「（2）原爆写真で日本人をからかう 」
「（3）無教育状態の子供を救え」
「（4）多くの違法行為疑惑、摘発方法は？」
フランス全土は7月3日時点で、移民労働者の17歳の少年の警察による射殺事件を契機に移民労働者、その2世などが中心となって騒乱状態になっている。また今年3月にはフランスで、極右の放火による3人の殺害事件をきっかけにクルド人がパリで暴動を起こして、パリの一部が炎上した。移民への人権侵害の一方で、移民による暴動は欧州各国で頻発している。無計画に外国人を入国させると、日本でも同じような衝突や騒乱が発生するかもしれない。たとえ不正義な行為があっても、フランスで暴れて一般市民に迷惑をかける移民・難民に、他者への思いやりは見えない。日本ではどうだろうか。　　　　

（フランス国営テレビ映像、2023年3月のクルド人によるパリのデモと騒乱）

学力の乏しい労働者が日本に流入

―質問（記者石井）埼玉県南部では、クルド人による住民への迷惑行為、違法行為が問題になっています。しかし彼らは態度を改めません。なぜでしょうか。

答（証言者）質の良くない人が日本に流れ込んでいます。何度言っても、他人の意見を聞かない自分勝手な人たちです。実はトルコでも、一部の南東部の地方クルド人は、都市で日本と同じ問題を起こしています。ゴミ捨て、車の暴走という迷惑行為を行って、現地のトルコ人からも、都市在住のクルド人からも非常識と批判されています。

トルコ人は日本人ほど優しくなく、警察も捕まえるので、これが対立の原因になっています。クルド人の多くはトルコと同化し、協調しています。しかし私の印象では、都市化が遅れた南東部のクルド人は他のクルド人と雰囲気が違います。この地区は、凶悪なテロリスト集団PKKの支持者が少数ですが存在する地域でもあります。

また在日クルド人の2世には、半グレのような集団ができつつあるようです。日本人と協調しようという人たちもいますが、そういう人たちの忠告を聞かないそうです。そして大半の人が、頑迷に生活習慣を変えません。

−なぜ変わらないのでしょうか。

一つの理由は日本の入国の段階で政治難民と自称して来日し、選抜がないため、質の良くない人が入国していること。そしてもう一つの理由は教育の問題です。彼らは日本人には想像もつかないほど学力が低いのです。大半の大人が日本語を全く話せない。教育、それによる基本的学力がなければ、思考も浅く、視野も狭くなります。秩序意識も遵法意識も育ちませんし、コミュニケーションもできなくなります。また教育から、常識とか、他者への配慮といった思いやりの心が生まれてくるでしょう。それもなくなります。

在日クルド人の子供を調査し、子供から「中学校を卒業したのですか、すごい」と言われたことがあります。大人たちの大半が小学校以上の学歴を持っていないので、子供には中学校卒業が高学歴に見えるのでしょう。また「日本人はなんで計算する時に指を使わないの」と聞かれたこともありました。指を使う一桁程度の計算しかしない、暗算の習慣がない、初歩的な加減乗除の計算ができないのです。親ができないから子供もできません。

トルコでは1980年代まで5年制の小学校が義務教育でした。そして親の世代の40歳から60歳のクルド人は、トルコ政府がクルド語を原則禁止したこともあり、小学校もまともに行っていなかったことが多いのです。また南東部では遊牧のために定住をしない、そのために学校に行かない生活をしているクルド人が今もいます。

今はトルコは小学校4年、中学校4年の義務教育です。またクルド語教育も認められ、そういう人たちの就学をトルコ政府は進めています。ようやく就学率は向上しつつあります。

−その在日クルド人の教育状況によって、どんな悪影響があるのでしょうか。

初等教育がないことは、現代社会に暮らす上で、大変な損になります。その結果、南東部の地方のクルド人は、大人でも多くの人がクルド語、トルコ語の複雑な読み書きと、簡単な加減乗除の算数ができません。南東部クルド人は「差別されている」と言います。確かにその面はありますが、この教育状況では収入が低い職業しかつけなかった現実があるのです。その人たちが日本に来ています。

在日クルド人の会話を聞いて驚いたことがあります。語彙の量があまりにも少ない。羊飼いの生活に必要な程度の、簡単な言葉しか使わない。トルコはイスラム文明の中心で豊かな文化があり、また近代化のために西洋の言葉を一生懸命翻訳して取り込んできました。言葉が豊富です。これは日本でもそうです。しかし南東部に住むクルド人、またそこが出身の在日クルド人社会には、「美しい言葉」の量が乏しいのです。

クルド人？、原爆で日本人をからかう思いやりのなさ

−なぜ学ばないのでしょうか。

もちろん、クルド人全員が、学ばないわけではありません。ただし南東部地域のクルド人の地方出身者には、学習や家庭教育、読書の習慣のない世帯が大半です。それに加えて、在日クルド人は、将来が見えないため、語学の勉強の意欲がありません。それは、日本で育つ子供たちにも影響します。彼らの多くは、クルド語も、日本語も、トルコ語も聞く、読む、書く能力が中途半端になり、どれも使いこなせません。その結果、高い確率で、日本の学校で勉強ができなくなります。

難しい言葉がわからないと、抽象的な思考もできないし、深い思考をしなくなります。これが、在日クルド人の特徴である「頑迷さ」「短絡的な思考」「計画性のなさ」につながっているのでしょう。

―クルド人の言語能力、思いやりの乏しさは、私も感じました。日本や海外のクルド人が、私の取材記事にSNSやメールでいきなり罵倒の言葉を送ってきました。大人が日本語を書けない。排泄物や、犬と言った汚い言葉を使う。トルコ語、クルド語でも来るのですが、綴りを間違えているようで、翻訳ソフトで翻訳できない。教養と語学力がないように思えます。

また思いやりの心もありません。一例ですが、在日クルド人の活動家を賛美するトルコ在住のクルド人ジャーナリストに、その行為は疑問であるとツイッター上で、私はコメントをしました。すると、やりとりをしたことのないトルコのアンカラ在住というクルド人と、立場を書いていない不明の人間が、原子爆弾の写真を、いきなり送ってきました。書く日本語も、翻訳ソフトを使っているのか変です。もちろん、クルド人の中の異常な人なのでしょうが、非常に不愉快です。

（写真7）

それはひどいですね。トルコ本国の一部のクルド人、また在日クルド人の多くは、トルコの平均的感覚からも、日本の平均的感覚からも、かなりずれた発想をする人がいる印象があります。そしてクルド人の多くは日本人に敬意も知識も持っていません。それは親日家の多いトルコと全く違います。トルコにはアラブの詩の文化が受け継がれており、原爆については著名な詩人ナーズム・ヒクメットの「死んだ女の子」という哀悼詩が知られ、日本の戦争や原爆の被害に同情的です。そして仮にこういう発言をする人がクルド人であるならば、こういうからかいをすると、日本人のクルド人に対する印象が悪化するという配慮さえできないようです。異様な発想です。

トルコ語は使う言葉と文章力で、その人の教育の程度が分かってしまいます。日本語も同じでしょう。そして一部のクルド人がこのような思いやりのない反応をすることは、私は意外ではありません。在日クルド人が原爆をからかったことは聞いたことがありませんが、他者への思いやりのない行為を頻繁にします。日本人、埼玉県民への感謝も思いやりもないから、迷惑行為を繰り返していると思います。

言葉、学力の不足が、殺伐としたコミュニティを作る

―日本語が分からないと、クルド人たちは日本社会で孤立していませんか。

その通り孤立しています。彼らは日本のことをほとんど知りませんし、学びません。教養もないのでこの豊かな日本文化に関心がないのです。自分たちの行動に埼玉県民が怒っていることも、大半の人は知らないのです。出稼ぎのお金にだけ関心がある人が多いようです。

彼らはこの情報社会の中で、情報を取り入れていない。日本のメディアを分からないので見ない。街中の看板や標識、広告が読めない。欧米に移住したクルド人にもそうした傾向がありますが、トルコ語、クルド語は今アルファベット表記ですから、文字が少しはわかります。在日クルド人は日本語が分からないので、孤立の程度は欧米のクルド人よりも深刻です。

そして在日クルド人は、スマホの映像を通じて、反トルコ色の強い、クルド系メディアの情報ばかりをみています。閉鎖的な情報の世界の中で、トルコと日本政府、特に日本の出入国在留管理庁への憎しみが、内部の人たちに広がっています。

−そうした孤立は、コミュニティ内部の思考を集団的にゆがめていませんか。

はい、その傾向があります。おかしさを認識することができず、一種の「マインドコントール」状態に見えてしまいます。

他者への思いやりは、ない人が多いです。「日本人への迷惑行為を直しなさい」というと、「小さなこと」と言う人ばかりでした。この2カ月、埼玉県民の怒りが高まり、日本人の批判がSNSを中心に大きくなって、彼らは今慌てています。

そして親のトルコと日本への憎しみは、子供に伝染しています。それが日本人を尊重しないことにつながっているのでしょう。勝手に日本に来たのに、かなり自分勝手です。またあらゆることに対して、被害者意識が異様に強い印象を受けます。それにプライドが高く、他人の意見を受け入れることを負けたと思い込む、短気ですぐ怒る人が多いというクルド人の特徴が重なります。

日本で違法運転などをしている在日クルド人2世の半グレたちは、警察に対抗することを、かっこいいと勘違いしている幼稚さもあるようです。謝ること、自分を自制することができないのです。

そして他者の感情が分からない人が多いためか、在日クルド人社会の人間関係と雰囲気は、殺伐としています。血族ではまとまるのですが、解体業者間、一族間、もう少し大きな出身部族間、家庭内でかなり争いがあります。また血族間でも、搾取して儲ける経営者とその家族に、内部の安い賃金で働くクルド人は反感を持っています。クルド人同士の乱闘事件を、日本人が頻繁に目撃するのは、このためです。こうした暴力性が日本人に向けられないか心配しています。

石井孝明

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